手づかみ食べ
生後9~11ヶ月頃、赤ちゃんの手づかみ食べが始まります。これは、脳、身体、心の発達の大切なステップです。赤ちゃんがお皿をつかんで、自分の方へ引き寄せる行動もその第一歩です。
手づかみ食べの必要性
食物を目で確認し、手で温度や柔らかさを感じ、口に入れてどう噛み飲み込むのかということを体験します。そして、こぼしたり、口に入れ過ぎてうまく飲み込めなかったりという経験を通して、少しずつ自分に合った量を口に運べるようになります。
手づかみ食べのメリット
「自分でしたい」「触ってみたい」という欲求を満たし、満足感や食べる意欲がわきます。
また、手でつかむことで物を持つ感覚、力がつき、スプーンやフォークを持つ次のステップにつながります。
手づかみ食べの注意点
離乳食を赤ちゃんの持ちやすい形、かたさ、質感(ベトベトしていない等)にしてあげることで、赤ちゃんが食べやすくなるかも知れません。
なかなか思うように食べてくれないこともあるかもしれませんので、ママのストレスにならないような工夫もぜひ取り入れましょう。例えば、汚れても掃除しやすいよう予めシートを敷いたり、遊び食べが始まったらごちそうさまにするなどルールを決めることで、イライラを減らすことができます。
手づかみ食べのピークは2歳頃で、3歳頃には減ってきますので、この時期は赤ちゃんには、「食事は楽しいもの」だと思ってもらうことが大切です。
参考
「赤ちゃんの手づかみ食べの必要性について|離乳食を噛まないワケとは?」 子どもの歯トラブル百科事典
2016/02/23 更新
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